シワ・たるみ 「糖化」 が一因

2017-11-06

シワ・たるみ 「糖化」 が一因
シワ・たるみ 「糖化」 が一因実年齢より若く見える人と、老けて見える人がいます。老化の原因の一つに糖化という生体反応があり、その進行度合いが “見た目年齢” を左右 する可能性があると最近の研究で分かってきました。2017年10月21日付の日経新聞の 「カラダづくり」 の欄に書いてありました。


シワ・たるみ 「糖化」 が一因糖化とは糖とたんぱく質が結びついて熱が加わった
時に起きる現象です。
例えば、パンケーキづくりで、小麦粉や砂糖(糖)と卵や牛乳(たんぱく質)を混ぜてフライパンで焼くと、表面がこんがりキツネ色になりますが、こ れも糖化の一例だそうです。
人の体内では食事で過剰摂取した糖質が血中で余り、体の組織や細胞を構成するたんぱく質にベタベタとくっつきます。これが体温で温められ、糖化が 起こります。
高血糖状態が長く続くほど糖化は進み、やがて体内のたんぱく質は糖まみれになって劣化し、老化物質AGE(終末糖化産物)という悪玉物質に変わっ てしまうと久留米大学医学部の山岸昌一教授は語っています。


シワ・たるみ 「糖化」 が一因肌のコラーゲンが糖化しAGEが増えると、茶色いシミやシワ、たるみの原因になります。
血管のコラーゲンが糖化すると動脈硬化に、骨のコラーゲンが糖化すると骨粗鬆症に、目の水晶体にあるクリスタリンが糖化すると白内障になるリスク が高まるとのことです。
糖化とAGEの蓄積を抑えるには、食後血糖値の上昇をゆるやかにすること、食べる順番に気を配ることが有効だそうです。
野菜や海藻、キノコなどに含まれる食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにする働きがあります。サラダや野菜料理を食事の最初に取り、よくかんで食べ ること。若々しさと健康を保つために、糖化を防ぐ食生活を心がけようと書いてありました。   

配信 Willmake143

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