2月, 2018年

隠れ炎症のある肌は老けて見える!

2018-02-28

隠れ炎症のある肌は老けて見える!
隠れ炎症のある肌は老けて見える!日経ヘルス2018年3月号に 「顔が5歳若返るパーフェクトBOOK」 という特別付録がついています。
シミ、シワなどの女性の肌悩みを加速させるのは、気づかないうちに肌の中で起こる “隠れ炎症”だということです。
“炎症” とは、細菌など侵入した異物を排除するための防御反応で、赤く腫れたり熱を持ったりします。
強い紫外線を浴びて肌が赤くなるのも、肌内部で発生する活性酸素や過酸化脂質によって細胞が傷ついて起こる “炎症” です。それが蓄積することで肌は老化していきます。
“隠れ炎症” は、気づかないくらい弱い微弱炎症が起きている状態。日焼けしない程度の紫外線を浴び続けることなどで起き、シミやたるみなどの肌老化を進めます。
「微弱炎症を起こしているのにその意識がなく、そのままにしている人は多い」 と皮膚科医の津田攝子さんはいっています。



隠れ炎症のある肌は老けて見える!


隠れ炎症のある肌は老けて見える!
もう一つの肌老化の原因として、国際医療福祉大学三田病院の奥田逸子准教授は、表情筋の衰えをあげていました。

配信 Willmake143

更年期からの “レスキューホルモン”

2018-02-27

更年期からの “レスキューホルモン”
更年期からの “レスキューホルモン”婦人画報2018年3月号に 「更年期からの “レスキューホルモン”」 という記事が載っていました。記事の中で、同志社大学アンチエイジングリサーチセンターの米井嘉一先生がこう述べています。

「いま、世の中の人の老化スピードは二極化しています。年齢を感じさせない若々しい人と、すっかり老け込んでしまう人。その格差はどんどん広がっています」。
老化はすべての人に平等に訪れるはずなのに、その差が生じるのはなぜなのか。そこにはホルモンの存在が大きく影響しているそうです。
体内には100種類以上のホルモンがあり、若さの維持や老化の抑制にもかかわっています。しかしホルモンの分泌量は加齢とともに徐々に減少し、“若返りホルモン” といわれる成長ホルモンは30歳ごろから低下し始め、10年で13パーセントも低下してしまいます。
しかし誰もが一様に減少するわけではなく、個人差があります。その差はどこから来るのか。若々しい人と老けている人の間には、明らかな生活習慣の違いがありますと記事には書いてありました。

ホルモン分泌に特に影響するのが睡眠と運動です。女性は閉経とともに女性ホルモンがゼロに。その影響で老化が加速することも不安ですが、米井先生は、こういっています。
「卵巣から分泌される女性ホルモンはゼロになりますが、DHEAの量が多ければ、DHEAから女性ホルモンがつくられ続けることもわかっています。失われるホルモンに一喜一憂せず、他のホルモンを活性化する方法を実践すれば恐れることはありません」。
更年期以降の女性の心と体を救う5つのホルモンが紹介されていました。


更年期からの “レスキューホルモン”

配信 Willmake143

人生100年時代のごはん

2018-02-26

人生100年時代のごはん
人生100年時代のごはん寝たきりや認知症などにならずに長生きする 「健康寿命」 は食生活が鍵を握ります。元気で100歳を迎える人たちは一体何を、どんなふうに食べているかをテーマにした3回連続シリーズをサンデー毎日が2018年3月4日号から始めました。
昨秋の厚生労働省の発表によると、100歳以上の人は6万7824人と過去最多を更新しました。10年前の約2倍、20年前の約8倍と増え続けています。
人生100年時代のささやかな願いは、健やかに暮らし、日々のごはんをおいしく食べることでしょう。
100歳を迎えた高齢者を “百寿者” と呼び、その食生活や運動などを研究している国立長寿医療研究センター副院長・荒井秀典医師は、「100歳まで年齢を重ねると、どうしても食は細くなりがち。食べる量は、往年を100として80ぐらいまで減ったとしても、質が高くて中身の濃いものを。そしてバラエティーに富んだものを食べることが大切」 と話しています。

超高齢者の食事といえば従来、白身魚や乾物、野菜の煮しめなど、歯がなくても食べられるあっさりしたものでした。しかし、最近では高齢者にこそ “肉食” を推奨する専門家もいます。
ならばリアルな100歳は何を食べているのか。長寿研究者たちが最も興味を持っていたのが、聖路加国際病院名誉院長・日野原重明先生の生前の食についてでした。
日野原先生の 「百歳ごはん」 の内容を教えてくれたのは、十数年前から同居し、日野原先生の食事の献立を考え、調理してきた次男の妻の眞紀さんです。日野原先生が100歳の時の、ある日の夕食メニュー。
メインディッシュは牛ヒレステーキ130グラム。熱したオリーブオイルでガーリックを焼き、香りをつけたところで、牛ヒレ肉の両面をこんがりと焼く。醤油と赤ワインで調味して熱々を盛りつけ。
サイドメニューには、焼き茄子、玉ねぎのソテー。生野菜は小さなボウル1杯分。これが、本当に100歳の夕食なのだろうか?

「ええ義父は、肉が好きでした。牛ヒレ肉をステーキにしたら、100〜130グラムはぺろりと食べてくれました。そして生野菜サラダも必ず。戦前から西洋式の食生活になじんでいたようで、生野菜をぽりぽりとおいしそうにいただいていましたね。米飯はあまり食べなくて、せいぜい小さなお茶碗3分の1か半膳でした」
と真紀さんはいっています。



人生100年時代のごはん荒井先生は、「日野原先生は肉が中心でいらしたのですね。脂肪が少ないヒレをオリーブオイルで焼いて・・・・など、上質なたんぱく質の取り方がさすがです。米飯などの炭水化物をあまり召し上がらないのは、長年の先生ご自身の習慣だったのでしょう。そのほうが胃腸もすっきりしたのかもしれません。一般の人なら、ここに白米を加えると、とてもバランスがいいですね」
と解説していました。そして、最期が近づいた日野原先生のある日のメニューをみて、荒井先生はこう述べています。
「われわれはどうしても、患者さんや長寿者の安全のためにと、軟らかいものを出しがちです。とろみのついたもの、ソフト食は、嚥下能力が落ちた人には必要なものですが、噛んで咀嚼する力がある人には、かえってまだ備わっている能力を奪いかねません。
そういったことも、日野原先生はご存知だったのではないでしょうか」。

配信 Willmake143

俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる

2018-02-22

俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる
俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる映画やドラマに数多く出演し、幅広い役柄を演じる演技派として活躍していた俳優の大杉漣さんが、2月21日午前4時前、急性心不全で亡くなりました。66歳でした。
心不全とは、実は病名ではありません。心不全とは心臓の機能、つまり全身に血液を送り出すポンプの力が低下した状態の総称で、あらゆる臓器を含め全身に必要量の血液を送り出すことができなくなったり、肺や全身に血液が滞るうっ血状態になったりする病態です。
心不全には大別すると、慢性心不全と急性心不全がありますが、心臓のポンプ機能が 「急激に低下」 することによって血液循環が維持できない状態と血液が滞るうっ血状態とが短期間のうちに起こることを急性心不全と呼んでいますと日本心臓財団のホームページには書いてあります。



俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる急性心不全は原因が明らかではない場合もありますが、多くは風邪、過労、ストレス、お薬の中断、高血圧の放置、貧血の出現などが引き金になります。(図1)



俳優の大杉漣さん、急性心不全で亡くなる代表的な症状としては、激しい呼吸困難や咳込み、血痰、胸部の痛み・圧迫感、脈拍数の増加、動悸、乏尿、腹部膨満、冷や汗、顔面の皮膚蒼白、冷感、浮腫、腹水、全身が酸素不足に陥ると唇や爪先、皮膚や粘膜などが青紫色に変色するチアノーゼ、さらに意識障害が現れることもあります。多くの場合、血圧は低下します。心不全は心臓の働きが何かの原因で低下し、それが起こしている状態ですから、治療の原則は、心臓の働きを低下させた原因をはっきりさせ、その原因となる病気を治療することです(図2)

配信 Willmake143

高齢の “痩せ” は危険だらけ

2018-02-11

高齢の “痩せ” は危険だらけ
高齢の “痩せ” は危険だらけ生活習慣病を発症する諸悪の根源として、冷たい視線にさらされてきたメタボですが、標準よりちょっと “お太りさま” の方が、実は健康で長生きできるというデータもあると週刊朝日2018年2月9日号が伝えています。


高齢の “痩せ” は危険だらけ長年、健康診断のデータを分析してきた東海大学名誉教授・大櫛陽一先生は 「ちょっとメタボ気味で、小太りの人が一番死亡率は低いのです。むしろ、痩せると、がんや呼吸器(肺炎)、心疾患(心筋梗塞など)の死亡率が高くなります。特にがん細胞はエネルギーを消費するので、栄養状態が悪く、痩せている人は早く体力が奪われる。がんに対する抵抗力は、小太りの人のほうがあるのです」 と説明しています。

今、身体機能だけでなく、心理面や社会活動が低下した 「フレイル」 という状態が懸念されています。



高齢の “痩せ” は危険だらけ最近になって、従来にはなかった 「メタボ」 と「フレイル」 の健康余命を分析した調査結果が注目されています。昨年10月、東京都健康長寿医療センター研究所が発表したもので、65歳以上の高齢者約1500人を平均7年間追跡調査しています。
研究チームの北村明彦・同センター研究部長は 「高齢者に限って言えば、メタボよりフレイルの方が深刻な影響を及ぼしています。さらに驚いたのは、75歳以上の後期高齢者より、前期高齢者のほうがフレイルの影響が大きかったのです。

前期高齢者は現在の特定健診に含まれていますから、メタボよりフレイルになっている人の保健指導を行う重要性が明らかになりました」と説明しています。
痩せて栄養不足になると全身的に衰え、抵抗力が低下する。筋肉の衰えを防ぐために筋トレやウォーキングなどの運動と、食事もしっかり10品目とることを推奨しています。
「特に若い女性が心配です。現在の20代30代の女性は無理なダイエットをして、栄養状態の悪かった戦後間もないころよりBMIが低下しているのが実情です。
かなりの人が中高年になってフレイルになる恐れがあります」 と北村部長はいっています。とはいえ、BMI30を超えてしまっては生活習慣病リスクが確実に高まるのでご用心。

配信 Willmake143

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