2月, 2015年
涙活
働く美人のセルフケア大全という特集が、日経ウーマン2015年3月号に掲載されていました。
特集の中で「心の疲れを放置したままだと、肩や首のコリのごとく、心の中に根強い “コリ” が生じてしまいます。
ネガティブ感情のスパイラルに陥る前に、早めのリセットを心がけましょう!」 と書いてありました。
疲れやストレスがたまったときには、思い切り涙を流すのも効果的で、ため込んだ感情を涙と一緒に発散させることで心が、リセットされるのだそうで す。
セロトニンとオキシトシン研究の第一人者で、東邦大学名誉教授の有田秀穂先生が監修された 「脳ストレスが消える!」 という本の中でも、人は涙を流すと自律神経のスイッチが切り替わり(スイッチング)、心をリラックス状態にしてくれると書かれていました。
ただし、目にゴミが入ったときに出るような反射的な涙ではスイッチングは行われません。
つらいとき、悔しいとき、感動したときなどに流す 「情動の涙」 でなければ効果はありません。一番効果が高いのは 「感動の涙」 だそうです。
日経ウーマンの特集も 「脳ストレスが消える!」 という本も、週末号泣のすすめとして、毎週末、感動して泣ける映画を観ることをすすめていました。
上記の2冊には、泣ける映画として、次のようなものが紹介されていました。
配信 Willmake143
チョコレートで健康促進
子供から高齢者まで人気のあるチョコレートが、血圧低下や善玉コレステロール値の増加など、生活習慣病の予防や改善につながるというリポート記 事を2015年2月19日の毎日新聞が載せていました。
これは、愛知県蒲郡市、愛知学院大学、(株)明治の産官学共同の実証研究で明らかになりました。
調査は蒲郡市の広報などを見て応募した45〜69歳の347人(男性123人、女性224人)に4週間、毎日カカオポリフェノールを多く含むチョ コレートを食べてもらい、実験の前後で血圧や血液成分などがどう変わるかを調べるものでした。
1日に食べるチョコレート量は5粒25グラムで、総ポリフェノール量は650ミリグラムです。
チョコレートを用いた実証研究は欧米では行われているものの、日本での大規模実験は今回が初めてだそうです。
実験により、分かった効果は次の6項目です。
前国立健康・栄養研究所 臨床栄養部長の板倉弘重先生も著書の中で、「チョコレートがどれほど健康によいのか、なぜチョコレートにはそうした効果があるのかをしっかり理解していた だき、毎日の食習慣にもっと積極的に取り入れ、定着させてほしいと願っています」 と書いてありました。
配信 Willmake143
なぜあの人だけが老けないのか?
同級生なのに老けないあの人には理由があった!その理由をNHKニュース「おはよう日本」などのメディアで筋肉トレーニングや健康体操をわかり やすく解説している谷本道哉先生が本にしました。
2015年2月10日に発行された“学術的に「正しい」若い体のつくり方”という新書です。
本の前書きには「老化の進行度合いは、人によって違います。体力も活力もない老け込んだ50代もいれば、元気で若々しく、しかもモテモテの60代 もいます。自分の今の体は、毎日の生活習慣の積み重ねの結果。
メタボ、ロコモとは無縁な、元気で若々しい人は、それに見合うことをしてきているのです。では、何をすればいいのか。
これはもう当たり前の答えになりますが、適切な運動と食事、それから禁煙と節度ある飲酒です。
いきなり元気に、若々しくなる魔法はありません」 と書かれていました。
谷本先生は、「首→体幹→股関節」の順に一つずつ丁寧に行うと、ラジオ体操はかなりすごい!と言っています。
本の最終章では、いつまでも若く、カッコいい体を保つ食事術も紹介しています。
おいしく楽しめる範囲からで構いません。今日から少しだけ気をつけてみることをおすすめします。
配信 Willmake143
太りにくく、頭もさえるベストな朝食
1.朝食を抜いた場合
2.血糖値が上がりやすいコーンフレークと白いパンの食事をとった場合
3.食物繊維が多い全粒穀物を合わせたミューズリーとりんごをとった場合
の3パターンで、12~14歳の子供たちの集中力、注意力、短期記憶力を測る試験を行った研究があるそうです。
その研究結果は、3番目の血糖値が上がりにくい食事のときに、30分後に行った試験でも、2時間後に行った試験でも最も成績が良かったということ です。
オーツ麦、玄米などを使い一食50グラムあたりに4.5グラムの食物繊維を含むカルビーのシリアル製品 「フルグラ」 がヒットした理由も、朝の時間を大切にし始めた人たちが、食物繊維の多い食事を選び始めたと考えることができるかもしれないと2015年3月5日に日経新 聞の電子版が伝えていました。
穀物の中で最も食物繊維が多い大麦の健康パワーがいま、注目されています。
2015年2月6日に発行された 「慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ」 という本には、大麦のスゴさが7つあげてありました。
「慈恵大学病院のおいしい大麦レシピ」 は医療機関が日本で初めて出す大麦レシピ本です。食材としての大麦の魅力が紹介されていて、その健康効果を医学面からも解説されているので、大変参考にな る本です。
配信 Willmake143
ゆるダイエット
日経ヘルスの2015年2月号は “食べ方8割、運動2割で脂肪を減らす ゆるダイエット” を特集していました。
運動でカロリーを消費するには時間がかかります。例えば、脂肪1kgは7000キロカロリーにあたり、1万歩を1時間ほどかけて歩いても300キ ロカロリーしか消費できません。
ご飯1膳は200キロカロリーほどなので、1日少しずつ摂取カロリーを減らすほうが“時間がかからない” のだそうです。
やせるには 「食事の改善」 が重要で、太りにくくなるためには “運動” が不可欠だとダイエット指導の専門家が語っていました。
また最新の研究で、よくかんでゆっくり食べると、消費カロリーが増えることがわかっています。
ゆっくり食べると、かむ回数が多くなり、かむ回数が多いほど胃や小腸に血液を送る動脈の血液量が増え、その結果、食後の消費エネルギー(食事誘発 性熱産生=DIT)が大きくなるからです。
「1回の食事の後に消費されるカロリーは小さいが、1年間積み重ねれば、体脂肪1.5kg分を消費する計算となる。300キロカロリーの栄養補助 食品でこの結果なので、日常の食事なら効果はより大きくなるだろう」 と東京工業大学大学院社会理工学研究科の林直亨教授は語っています。
特集記事には、かむ回数ランキングが紹介されていました。
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口元エクササイズ
NHKのテレビテキストとして、2015年2月1日に 「口元エクササイズで若々しく!」 が出版されました。番組内容をテキスト化したもので、番組講師は歯科医師の宝田恭子さんが務めています。
テキストの “ はじめに ” は
「私たちの生活にはパソコンやスマートフォンなどが当たり前に存在するようになりました。この変化が猫背の姿勢を生み出しています。
そして、このような前かがみ姿勢は全身に影響。口元の筋肉や骨格は全身とつながっているため、姿勢の悪さのせいで顔のシワやたるみが進行します。
それに加えて、口呼吸、かみ合わせ、安静時の上下の歯と歯の間の隙間(安静時空隙)、飲み込むときに使う舌やのどの筋肉の動きなど、さまざまな部 分の機能低下に直結していることが分りました」 と書いてありました。
よい姿勢をキープして、口元を中心とした表情筋などを鍛える 「口元エクササイズ」 は、顔、口内、全身の若々しさに好影響を与え、見た目の若さはもちろん、かむ力、飲み込む力など、加齢によって低下しがちな体の機能もサポートするそうで す。
そしゃくエクササイズ、口臭・歯周病予防エクササイズ、ほうれい線解消エクササイズ、口角リフトアップエクササイズ、たるみすっきりエクササイズ などが写真付きで、わかりやすく解説されています。
テキストの本体価格は571円。本屋さんで、ためし読みして下さい。
配信 Willmake143