6月, 2011年
死に至る病になりかねない
毎日新聞社系のビジネス誌・週刊エコノミスト 2011年5月17日号に 「こんなに怖い歯周病」が特集されました。
歯周病が「糖尿病の第6番目の合併症」と言われるようになっていること、内臓脂肪型肥満が歯周病の重症度と強く関連していることなどが詳しく書かれています。
また、心筋梗塞などの循環器疾患、脳卒中などの脳血管疾患と歯周病との関係も見過ごせず、甘く見ていると死に至る病になりかねないので、歯周病をメタボリックシンドロームの一環として捉えるべきだと述べています。
配信 Willmake143
更年期と歯周病の密接な関係
2011年5月号の家庭画報に歯周病の取材記事が載りました。
更年期と歯周病が密接につながっていることが書かれています。
更年期に歯周病が悪化する理由は、
一つ目が、女性ホルモンのエストロゲンの減少によって、骨を削る細胞を活性化させ、歯を支える歯槽骨を減少させるため。
二つ目が、女性ホルモンの減少により唾液も減り、口の中が乾いて細菌感染しやすくなるため。
三つ目が、更年期のストレスにより、歯ぎしりや食いしばりで骨に負担がかかるためだそうです。
配信 Willmake143
歯医者さんは怖くない
2011年5月28日の日経新聞に 「虫歯激減、予防に通う」という記事が載りました。
昔は、「キーン」という歯を削るドリルの音を聞くだけで逃げ出したく気持ちなりましたが、最近は、虫歯予防や歯並びの相談などで歯医者に通うため、子どもたちは「歯医者さんは怖くない」と言うそうです。
取材された歯科医院では、フッ素添付などの虫歯予防処置により、定期健診に通う子どもたちの虫歯はゼロだそうです。
逆に大人の虫歯は、不規則な食生活と、治療した歯がまた虫歯になるといった事情もあり、わずかながら増加傾向にあります。
子どもを見習って、大人も虫歯予防に努める必要がありそうです。
配信 Willmake143
かみ合わせが気になったら
NHKテレビテキスト “きょうの健康”の2011年5月号に「かみ合わせが気になったら」という記事が載りました。
歯のかみ合わせや歯並びが悪いと外見的な問題だけでなく健康上の悪影響を及ぼすことがあるため、
最近では、中高年になってから矯正治療を受ける人が増えているそうです。
ただし治療には時間も費用もかかるうえ、ある程度治療が進むと、治療を中止することは、難しくなるので、治したいという患者本人の意思が大切だと書かれています。
配信 Willmake143