脳の健康を維持するには

2023-01-09

脳の健康を維持するにはもの忘れをしたり、たまに人の名前が出てこなくなったりすると「ひょっとして認知症が始まっているでは」と心配になるものです。
そんな不安に応えるように脳の健康状態や「脳年齢を調べてくれるサービスが続々と登場していると2023年1月4日付の日経新聞が伝えています。


脳の健康を維持するには製薬大手のエーザイが2020年に始めたセルフチェックツール「のうKNOW」もその一つです。利用者はパソコンやタブレットの画面でトランプカードが次々にめくられるのを見て、カードが前にも出たものかなどの質問に「はい」「いいえ」のボタンで答えていくものです。
約15分でチェックが終わると集中力や記憶力のスコアと「脳年齢」が表示されます。

脳の状態を知るには、医療機関で脳画像を撮ってもらうのも有効です。従来の脳ドッグは脳卒中などの血管性の病気や脳腫瘍を見つけるのが主な目的だったのですが、近年は、脳の萎縮など認知症リスクの診断を希望する人が増えているそうです。

こうした需要に応えるため東北大学発スタートアップのCogSmart(コグスマート、東京・千代田)はフィリップス・ジャパン(東京・港)と組んで、脳の健康状態や認知症のリスクを早期発見する、脳ドッグ用のプログラム「BrainSuite」を21年に始めています。運動と脳の健康の関係も近年注目されています。

筋肉から分泌される「マイオカイン」と総称される物質が脳の健康に効果があるという研究が相次いでいることも影響しているとのことです。
筑波大学征矢英昭教授(運動生化学)が10分程度の軽い運動でも脳の海馬が刺激されて記憶力が高まったり、ややきつい程度のランニングで、脳の前頭前野が活性化したりするとの研究成果を上げています。


脳の健康を維持するには運動を取り入れた認知症予防プログラムとして知られるのが国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が開発した「コグニサイズ」です。暗算やしりとりなど脳に認知的な負荷がかかる状態で、ウォーキングやバイクこぎなど体を動かす予防プログラムです。
エーザイが脳のチェックに続いて開発した運動プログラム「ブレパサイズ」も、音楽に合わせて体を動かしながら知的課題に取組むという「デュアルタスク」の方式です。運動を取り入れた脳トレは、運動の強度や続けやすさなど自分に合ったものを見つけて挑戦して下さい。

配信 Willmake143

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