“心の災害” と向き合う

2021-04-10

“心の災害” と向き合う
“心の災害” と向き合う新型コロナウイルス感染症への恐怖や自粛生活で感じる孤独、雇用への不安など、いま、私たちの心には大きな負担がかかっています。
この状況を”災害”と捉えて、心のケアをしていきましょうという記事がNHKテキスト きょうの健康2021年4月号に載っていました。

現在、新型コロナウイルス感染症の流行によって、社会全体に不安やうつが広がっており、年代を問わず、あらゆる人が心にダメージを受けています。
こうした状況下での心のダメージは、自然災害によるものと、非常によく似ていると考えられているそうです。
心の健康を保つために大事なこととして、次の3つが記事には挙げられていました。

?生活リズムを整える
生活の基盤が失われる災害時は、生活リズムを保つのが難しくなり、心も乱れやすくなります。
心の平穏を保つために、食事や運動、睡眠などの生活リズムを維持するようにしてください。

?情報過多を避ける
災害時には、不安や恐怖が社会全体に蔓延します。また、差別や偏見などの攻撃的な言葉も生まれやすくなります。
ニュースやSNSなどに触れ過ぎると、心にダメージを受けやすくなります。メディアに触れる時間を制限し、情報過多を避けるようにしましょう。

?他者とのつながりを保つ
誰かと話をすることで自身の思い込みに気付いたり、突破口が開けたりすることもあります。
対面で会うことが難しくても、電話や手紙などを使って、他者とのつながりを保ち続けてください。
周囲に落ち込んでいる人がいたら、「体調はどう?」などと声をかけ、話を聞くことがいちばん大切です。
悲しみや怒りは、心の中にため込まず、表に出すことが必要な感情です。相手の気持ちにそっと寄り添い、静かにうなずき、耳を傾けましょう。
相手が求めていないなら、アドバイスを押しつけないようにしましょう。ただ、人の気持ちを受け止めてばかりいると、自分の心にダメージがたまってしまいます。
自分がストレスを抱えているときはなおさらです。自分がつらいときは、誰かに話を聞いてもらうことが大切です。


“心の災害” と向き合う

配信 Willmake143

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