高濃度乳房

2017-07-05

高濃度乳房
高濃度乳房2017年7月4日の日経新聞が 「高濃度乳房」 についての記事を載せていました。記事によれば、厚生労働省は乳がん検診でがんが写りにくい 「高濃度乳房」 の女性への通知体制を整備するそうです。

女性の乳房は乳腺の密度によって、「高濃度」、「不均一高濃度」、「乳腺散在」、「脂肪性」の4つに分類されます。
そのうち 「高濃度乳房」 と総称される 「高濃度」 と 「不均一高濃度」 の乳房はマンモグラフィーの画像で白く写り、がんも白く写るために異常が見落とされやすいといわれています。ただ、自治体が乳房の4分類を受診者に伝える 国の規定はありません。
厚生労働省によると、本人に分類を通知している自治体は全体の13%。通知後にマンモグラフィー以外の超音波検査などを勧める対応を決めている自 治体は、その半分にとどまっているそうです。

そこで、厚生労働省は 「高濃度乳房」 の女性に対して、がんを見落とすリスクや別の検査の案内などを記した通知を出すように自治体に促し、地域によって受診者が得られる情報に差が出ないように するために、通知の体制を整備しようとしているのです。
2017年6月5日放送のNHKニュースウォッチ9では 「高濃度乳房は病気ではないんですよね。体質ですから、むやみに不安がらずに、ぜひ検査に行って下さい」 と有馬キャスターが伝えていました。


高濃度乳房

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