貯 筋

2014-07-06

貯 筋
貯筋高齢者が健康な生活を送るためには、筋力の維持が大切です。「使えばなくなる お金の貯金 使ってためよう 筋肉貯金」を合言葉に “貯筋” 運動が全国に広まっていることを2014年7月5日の朝日新聞が伝えていました。

老後に備え筋肉を蓄える “貯筋” という言葉は鹿屋体育大学(鹿児島県)の福永哲夫学長の発案です。
高齢者でも無理なくできる貯筋運動や記録する貯筋通帳も考えてきたと書かれていました。

福永学長が、20代から高齢者まで約2千人の様々な筋肉の量を調べたところ、「腕の筋肉は高齢者でもほとんどが落ちていないのに、太ももの前の筋 肉である“大腿四頭筋”や“腹筋”が70代では20代の半分近くまで減っていた」ことがわかったそうです。
そこで、貯筋運動はこの大腿四頭筋と腹筋を主に鍛えることを目的にしています。

力を入れるときに呼吸を止めると血圧が上がってよくないので、自然に呼吸できるよう「線路は続くよどこまでも」の曲に合わせて歌いながら、いすの 座り立ちなど5種類の貯筋運動をやっている東京都文京区の地域活動施設「アカデミー茗台」が記事の中で紹介されていました。
運動するのが難しい人には「一日の歩数を記録し、1ヶ月平均の歩数を毎月10%増やすだけでも効果がある」と筑波大学の山田実准教授(老年学)が 勧めています。
肉、魚、大豆食品などのたんぱく質やビタミンDの多い食事を取るのもいいそうです。

配信 Willmake143

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