不老長美の土台づくり
女性誌HERSの2012年7月号に、舌の老化についての対談記事が載っていました。
“立て板に水”のごとき早口で有名な女優兼司会者の最近の話し方を聞いていて、「おや?」と思ったことありませんか?
舌というのは筋肉のかたまりなので、足腰と同様に、年齢の影響が出やすいパーツだと鶴見大学附属病院の斉藤一郎院長が対談の中で語っています。舌 の筋肉が年齢とともに低下すると、いろいろな症状やトラブルが出てくるだけでなく、二重あごになったり、口角が下がったり、ほうれい線が深くなっ たりなどの美容面でも気になることが出てくるそうです。舌の状態は健康のバロメーターでもあるので舌の老化度チェックをすすめています。
■舌の老化度チェックテスト
舌の老化は、見た目の症状になって現われたり、機能的な変化をもたらしたりします。
以下の症状がいくつか思い当たる方は、もしかしたら実年齢以上に舌の老化が進んでいるかもしれません。思い当たる項目に○をつけて下さい。
1. | 最近よく、舌や、頬の内側を噛んでしまう | |
2. | 早口言葉がうまく言えなくなってきた | |
3. | 舌の色が白っぽい | |
4. | 最近、家族から、よくいびきをかいていると言われる | |
5. | 最近、二重顎になってきた | |
6. | 最近、口臭が気になる | |
7. | 口の中がネバネバして不快感がある | |
8. | 舌の縁に歯型がついている | |
9. | 舌がヒリヒリ、ピリピリ痛む | |
10. | 舌がしみて食べられないものがある | |
11. | 家族から、最近味付けが濃いとよく言われる |
■採点・評価
○が少ない方は、若い舌の持ち主と考えてよいでしょう。ただし、舌も使わなければ働きが衰えていきます。しゃべったり、よく噛んだりを心がけ、積 極的にセルフケアを取り入れて、この若さを保っていきましょう。
いくつか○がついた方は、ある程度老化が始まっている可能性があります。仕方ないと考えずに、改善できることを取り入れていきましょう。特に○が ついた項目が長く続いたり、気になる場合は、一度、歯科で検診を受け、原因を確かめておくとよいでしょう。
○の数が多い人ほど、舌の老化が進んでいる可能性があります。このまま放置していると、“老け顔”が進むばかりでなく、食べ物を飲み込んだり、味 わったり、しゃべったりする能力に支障が出てくるおそれがあります。原因を確かめて、セルフケアや専門的な治療を開始しましょう。
配信 Willmake143